「姿勢を直しなさい」と言われ続けても、姿勢は変わりません。
正しい姿勢を、頭ではなく体に思い出させること。
Siseiiは、その学び直しを「環境」から支える、姿勢教育の道具です。
姿勢は、見た目の問題ではありません。
呼吸の深さ、内臓の働き、自律神経のバランス、集中力、表情——体と心の土台を決めるのが姿勢です。
そしてもうひとつ、成長期にだけ当てはまる大切な事実があります。
骨格は、「圧力」で形づくられるということです。
骨は、生まれつきの設計図だけで完成するのではありません。毎日どんな力のかかり方をするかによって、形を変えながら育っていきます。たとえば股関節。太ももの骨を受け止める「受け皿(臼蓋・きゅうがい)」は、赤ちゃんがハイハイで床を押すたびにかかる圧力を受けて、少しずつしっかりした形になっていきます。ハイハイの期間が長かった子の体がしっかりしていると言われるのは、骨格を作る時間をたっぷり取れているからです。

呼吸が浅くなり、内臓が圧迫され、首・肩・腰の負担が積み重なる。骨格には、その圧力のかかり方が毎日記録されていく。

体の中心軸が立ち上がり、呼吸も深くなる。集中力も自然と続く状態。骨格は、この圧力のかかり方で育っていく。
つまり、崩れた姿勢で座り続けるということは、その圧力のかかり方のまま骨格が育っていくということ。成長期は、骨格が完成に向かっていく、やり直しのきかない時間なのです。
整骨院25年の現場で確信しているのは、不調の多くは姿勢の積み重ねから生まれるということ。逆に言えば、姿勢が変わると、体は静かに自分で整っていきます。
かつて林修先生は「親が子供に行う一番大切な躾は、姿勢である」と語られました。ある小学生向け塾の先生も「親御さんからの相談で一番多いのは、勉強でも友達関係でもなく、子どもの姿勢なんです」と話してくださいました。教育現場でも、姿勢が「学び」と「人となり」の土台として、改めて見直されているのです。
人は、作業をするとき手を前に出します。書く、読む、キーボードを打つ。そこからすべてが始まります。
手が前に出ると、体の重さも前へ移ります。すると背中は、手の重さを支えるために戦い続けることになります。そもそも、座って長時間作業をすること自体、人の体にとっては「説明書にはない使い方」。だから、姿勢が崩れるのは、意志ややる気の問題ではないのです。

「姿勢を直しなさい」と声をかければ、その場では背すじが伸びます。でも5秒後には元どおり。注意で変えられるのは意識だけで、体を支える構造は変わらないからです。

机・椅子の高さ、足の置き場、そして手の置き場所。環境がひとつ変わるだけで、体は自然と良い姿勢に導かれます。本人が意識しなくても、体が正しい位置を学んでいきます。
大人は子供の操縦者ではなく、
味方であり伴走者です。
「注意する人」から、「環境を整える人」へ。
Siseiiは、そのための小さな道具です。
姿勢が崩れている方ほど、Siseiiを最初に使ったとき「気持ち悪い」「落ち着かない」と感じます。
それは、長年染みついた癖が、本来の位置に戻されたときの正常な反応です。
「いつもと違う」感覚に、体が戸惑います。長年の癖を体が覚えているため、これまでの姿勢の方が「楽」に感じてしまうことも。これは悪いサインではなく、体が変わり始めた証拠です。
違和感が薄れ、Siseiiの上での姿勢が「自然」に感じられるようになります。同時に、Siseiiのない場面でも、体が正しい位置を覚え始めます。
気づくと、Siseiiを使っていない普段の姿勢まで変わっています。「意識してがんばる」のではなく「体が覚えている」状態。これが姿勢教育のゴールです。
道具を置くだけでも姿勢は変わりますが、体の使い方を覚えると、道具のない場面でも保てるようになります。院長が設計した、道具と一緒に行う2つの運動です。

つま先を壁につけて、手をWの形に開いてゆっくりとスクワットをしましょう。顔や胸が壁につかないように。骨盤のバランスや背骨の支える力がついていきます。

椅子に座り、ももの上に置いた手のSiseiiに手のひらを、おしりの下におしりのSiseiiを敷きます。その姿勢のまま、背中を丸める・伸ばすをゆっくり繰り返して、骨盤と背骨の動きを体に思い出させます。
Siseiiは、痛みや疲れの対策としてだけでなく、姿勢そのものを学び直すツールとして、次のような方々におすすめしています。

骨格が形づくられていく成長期は、姿勢を体に覚えてもらう絶好の時期です。「背中を伸ばしなさい」と何度言っても続かないのが子どもですが、机や椅子の上に置くだけのSiseiiなら、本人が意識しなくても体が自然と正しい位置を学びます。学習中、ピアノ、お絵描きの時間に。

座って働く時間が長い大人にも、体の学び直しは同じように働きます。また、ヨガやピラティスのレッスンで意識した骨盤の位置を日常生活の中で再現するのは難しいもの。Siseiiは、学んだ感覚を普段の椅子の上で復習する道具として使えます。「週1回のレッスン」を「毎日の積み重ね」に。
形に残る贈り物は時とともに古くなりますが、体に身についた姿勢の習慣は一生もの。お子様・お孫様への記念品、教室の記念品としてもお選びいただけます。

新生活のスタートに、毎日座る学習机へ。「勉強がんばってね」のひとことに、姿勢を整える環境までセットして贈れます。文房具やランドセルと並ぶ、新しい入学祝いの形に。

おもちゃもゲームもすぐに飽きてしまう。けれど「姿勢」は、毎日の積み重ねでお子様の体を変えていきます。健康を願うご家族からの、心のこもった贈り物として。

入塾特典や進級の記念品として、姿勢教育の道具を贈るという形をご提案しています。「成績だけでなく、姿勢から子どもの学びを支える」という教室づくりのひとつの形に。
塾・書道教室・フリースクールの先生方には、まとめ導入・卸のご案内をご用意しています。
すべての方にお勧めできる商品ではありません。正直にお伝えします。
お子様の学習机には、まず手のSiseii 1個入りから(書くときは片手が鉛筆を持つため、1個で足ります)。ご兄弟で1個ずつ使う場合や、パソコン使用時に両手で使う場合は2個入りを。座る時間そのものを支えたい方には、おしりのSiseiiを。
どのSiseiiが合うかは、姿勢の癖や生活シーンで変わります。
迷ったら、LINEで院長に直接ご相談ください。押し売りはしません。